南大東島 島内巡り

ここ『ホテルよしざと』も朝食時間が早いです。
チェックアウトもなぜか早い。
というわけで、起きてすぐに朝食に向かいます。
朝ごはんも4階の食堂でいただきます。
清々しい南大東の朝風景を見ながらの食事は良かった。


至って普通の朝食でした。
部屋に戻ってから荷造りし、シャワーを浴びてチェックアウト。
レンタカーをお願いしていたので、荷物を預けてから出発しました。
まずは島の守り神である大東神社



マップで見るとホテルから遠そうですが、実際には2分もかかりません。
ここ大東神社の杜には天然記念物のダイトウオオコウモリが生息しているそうです。
朝なのでもちろん見ることはできませんでした。
お社に向かう参道は大変なことになっていました。
どこを見てもカエルだらけ!
数十cmおきぐらいに大きなカエルがワンサカいます。
私はカエルが苦手なので恐怖でした。
避けようと思っても、足の踏み場もないとはこのことで、踏んづけてしまいます。
なんとも言いようのないキューーーッという断末魔が聞こえました(何度も)。

大東神社出て、島の西側に向かいました。
岩盤を爆破して掘り込んで造った漁港を見るためです。
島を周回するように走る道には、これまた至るところにカエルの死骸があります。
轢死骸(^^;)。
最初は避けて走ってみたが、途中で無駄だと気付いてやめました。
カエルさん、ごめんなさい(;_;)。



南大東漁港は想像以上に大きかった。
しかも、かなり深いです。
島を取り囲む断崖がそれだけ高いということですね。
上から写真に撮ってみました。
さらに港の近くにということで、下まで下りてみました。

一番奥の港付近。
削り取られた断崖の高さは圧感でしたよ。
相当の工事だったと思います。
かなり高い金をかけた割りには、停泊している漁船は少なく、あまり利用されていないように見えました。
事業としてどうだったのでしょう。
港のすぐ近くに、大東島が現在もプレート移動していることを垣間見れる自然構造があるということで行ってみました。

その名もバリバリ岩です。
畑の中にポツンとあり、車がすれ違えない細い道です。
駐車場は数台分あり、整備されていました。
ここから!という場所を入ると、鬱蒼とした木々の間の獣道。
少し進むと裂けた岩が見えてきます。
写真で見ると、幻想的というか神秘的な感じがします。
しかーし、実際には違います。
足元で何やら飛び跳ねるものが多数いて、岩にも張り付いています。
カーエールー(;_;)
あの大きな体で飛び跳ねて向かってこないかドキドキしながら進みました。
途中であまりにも怖かったので引き返しました。
一人では行かないほうがいいです。

気を取り直して、線路を探しに行きました。
大東島では1983年までサトウキビを運ぶ汽車が走っていました。
34年前のことです。
その線路が一部に残っているとのこと。
ここですよ!という表示がないので、探すのに苦労しました。


昼ご飯は、一昨日から食べられずにいた大東寿司を食べに行きました。
ホテルの斜め向かいに有名な大東そばがあります。
そこで“大東そばと大東寿司のセット”を頼みました。
1,000円也。
そこそこいい値段ですな(^^;)。
そばは・・・・・・、好みが分かれそうな食感です。
沖縄そばを想像するとだいぶ異なり、どちらかというとうどんに近い。
大東寿司は美味しかったです。
できれば、北大東のものと食べ比べたかった。

お腹いっぱいになったので、観光の続きをしました。
目指すは海軍棒プール
砂浜のない大東島では海水浴ができないそうで、島民が泳げる場所を!ということで岩場を掘り込んで造ったそうです。
崖の上から見ると、綺麗な長方形に彫り込まれていました。
島の子どもたちが泳いでします。
下まで車で行けそうですが、今まで経験したことのない急坂でした。

海水ですから、魚も泳いでいるそうです。
泳ぐ準備をしていなかったので、眺めているだけでした。
さて、帰りですよ(^^;)。
あの急坂をレンタカーで登りましたが、途中で止まってしまいそうなぐらいにノロノロ。
万一止まってしまい、車が流れると、あのプールまで真っ逆さまです。
もう恐怖でいっぱいでした(;_;)。
歩くよりも遅いぐらいでやっとのことで登りきり、その時には心臓が相当バクバクいっていました。
もう二度と車では下りません。
気を取り直して、ドライブを続けました。

最後の観光スポット日の丸山展望台に行きました。
島の内側を広く見渡すことができる場所です。
iPhoneのパノラマで撮影してみましたら、意外にも綺麗に撮れました。
さとうきび畑がすごく柔らかそうに風になびいていますが、実際には固くて危ないのですよ。
沖縄本島にもさとうきび畑は広大にありますが、印象のことなる風景です。

台風の影響もなく、空も海も畑も綺麗でした。
今回は鍾乳洞など、大東島の有名な観光スポットには行きませんでした。
なにせ暗いところが好きではないので、怖かったからです。
大人数で来る機会があれば挑戦しようと思います。

南大東島も1泊2日のほぼ24時間の滞在でした。
北大東島も南大東島も、かなり慌ただしく観光スポットを巡りました。
2島は共通点が多く、まさに兄弟島という感じでした。
すべての観光スポットで誰ともすれ違わなかったというのも共通です(苦笑)。
観光客、少ないのですね。
次回の訪問があるかは分かりませんが、同じ沖縄県内の離島ということで、今回はとても良い訪問になりました。
次回は南大東2泊でもいいかな(^^;)。

帰りも琉球エアーコミューターのDHC8-Q100型機でした。
来年度以降にはDHC8-Q400ECに更新される予定とのこと。
JALカラーに変更される見込みのようですが、日本中が赤と青ばかりになるので好ましくありません。
沖縄の空にはSWALカラー復活RACカラー存続を切に切に希望します。
JTAもRACも親会社JALの言いなりにならず、JACとも協力してオリジナルカラー存続を訴えてほしいな。
というわけで、南北大東島2泊3日の旅記録を打ち終えます(^^)v

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